Lメモ自伝 ACT1 第六話「金髪を我が胸に・後編」 投稿者:YOSSYFLAME
−中編までのあらすじ−
女子寮へ忍び込んだYOSSYFLAME。
そこで暴走レミィと一戦を交え、敗退。
その際のアクシデントを長岡志保に激写され、YOSSYとレミィの交際説が流れる。
撤回させに志保の根城、情報特捜部に向かい、部長の悠 朔と決闘。死闘の末敗れる(負けてばっかし)
決闘終了直後にYOSSYの元へ一通の手紙が・・・

『宮内レミィを預かっている、会いたければ一人で来るがいい。
                               
                        暗躍生徒会 』

暗躍生徒会の遠大な罠とも知らず、怒りに萌え・・・じゃなかった、燃え、急襲を仕掛けるYOSSY!
この勝負、いったいどうなる!?



Lメモ自伝 ACT1 第六話「金髪を我が胸に・後編」



「やっとついたか!」
目の前にそびえたつ看板がある建物が。
「覚悟しやがれ、暗躍生徒会・・・俺の女に手を出した奴は等しくぶっ潰す!!」
いつ誰がお前の女になったって?
「うりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

(どっぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!1)

「きゃあっ!」
「おらあ!来てやったぞ!レミィはどこにいる!」
勢いよくドアを蹴り破り、殺気を全開にして先制の咆哮!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん?なんか様子が変だが?

可愛い系の眼鏡っ娘が一人、両腕で肩を抱き震えている。
YOSSYはその子に見覚えがあった。
「あ・・・藍原さん?」
「・・・・・・・・・・・よっしーさん?」
まだ震えながらもなんとか声を振り絞り、尋ねる瑞穂。
そう、ここは”暗躍生徒会室”ではなく、”生徒会室”であったのだ!

「すみません!ごめんなさい!お詫びの言葉もございませんっ!」
「よ、よっしーさん・・・頭を上げてください・・・」
完全な勘違いである。瑞穂に土下座して謝るYOSSYと、それをあわてて制止する瑞穂。
結局、蹴破ったドアを修理して、それから瑞穂の案内で暗躍生徒会室に入ることができた。
なんのことはない。
生徒会棟の隅っこの地下室前の看板に”暗躍生徒会”とつつしまやかに書いているのであるから。
「あの・・・すみませんが、私はこれ以上入ることは・・・」
「いえいえ、案内までしてもらってどうもです。」
素直に頭を下げるYOSSY。無関係の瑞穂を危険には巻き込めない。
それに、どーもここは善人は入れないと言う話があるみたいなので、瑞穂の入室は無理なのである。
「あの・・・気をつけてくださいね。」
「大丈夫ですよ、心配いりませんから。」
なおもYOSSYを気遣う瑞穂。
「あと・・・、えっと・・・女の子にはあまり、その・・・」
どもる瑞穂。YOSSYの性格は聞いているので、自分の親友が変なことをされないかと心配しているのだ。
「大丈夫ですって、そんなことしませんよ。・・・・・・・・・・・・・・・・・多分。」
最後のほうは限界まで小声で呟き、YOSSYは瑞穂と別れた。



−B1F−

すたすたと歩いて行くYOSSY。その前に大勢の人影が・・・
「けっけっけ!よくここまで来れたな!ヨッシーフレイム!」
ここまでも何も、まだ始まったばっかりだって。
「しかーし!ここから先は、このタケダテルオとメタオ軍団が通さん!
お前の運命もここまでだな、けっけっけ!」
やけに景気のいい声を出すメタオ軍団。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っくっくっく。」
「な、何がおかしい!」
いきなり笑い出すYOSSYを咎めるメタオ達。
「・・・思い出した。いつぞやは世話になったなあ・・・!」
「ん?・・・はっ!貴様は・・・!」
「そうさ、よくもあの時は覗き魔扱いして痛めつけてくれたなあ・・・。」
(注:詳しくは風見ひなたさんの「赤十字美加香の日常・1、恋愛編」を参照してくださいね)
「ええい、面倒だ!やっちまえっ!」
タケダテルオの号令と共に一斉に襲いかかるメタオ軍団!



−B2F−

びくっ!!
地下二階に下りてきたYOSSYは、凄まじいばかりの殺気に体を震わせた。
「(何かいる。恐ろしい何かが・・・!)」
今まで体験したこともない異質な殺気が、扉の奥から放たれている!
「(しかし、扉を開けないわけにはいくまい・・・いくぞっ!)」
YOSSYが気合いを入れて、扉を開けた!
・・・そこには。

「月島先輩・・・!」
思わず口から出た言葉。
そう、3年の月島拓也。
転校したてのYOSSYでも知っているほどの知名度。
温厚で面倒見がいいと聞いている。一部のSS使いには評判は芳しくないようだが・・・

「君か・・・?」
静かに問いかける拓也。
「君なのか?」
二度目の問いかけ。
「・・・・・・な、何がですか?(ち、ガラにもなく・・・)」
足が震えている。
怖いのか?目の前にいるこの男が?
「貴様なのかぁ!!瑠璃子をたぶらかした男はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

「(くああっ・・・!)」
なんという凄まじい殺気!
しかし、これほどの殺気に不釣り合いな今の問いかけはなに?
「あ、あの〜、どーいうことなんでしょうか?」
質問の意味がわからないYOSSYが拓也に問いかけると、彼は一枚の写真を突きつけ、
「これが何よりの証拠だ!」
「こ、この写真は・・・!?」
なんのことはない。ただYOSSYと瑠璃子が笑い合ってるだけではないか。
「許さん!」
「いや、こんなんで許すも許さんもないでしょうに・・・(汗)」
YOSSYは知らなかった。月島拓也がここまで重度のシスコンであることを。
(まあ、YOSSYの日頃の行いのせいもあるんだけど)

「ふふふ、楽しませてくれよ。」
戦闘態勢に入る拓也!
「電波圧縮!」
拓也の精神集中!電波を圧縮し、濃度を増し、従来の数倍にして叩きつける恐怖の攻撃補助技!
「次だ。」
びしい!とYOSSYを指さす拓也。
「・・・次で、お前の精神は木っ端微塵に砕けるんだ。」
冗談じゃない!
YOSSYも電波のことは聞きかじって知っている。ただの剣士には防御手段はない恐怖の攻撃!どうする!?
「粉々に・・・・・・・」
そうだ!これしかない!

「・・・・・・・・・・・・・砕けろっ!」
「ファイナルガールすごいぜ瑠璃子さんっっっっっっっっっっっ!!!」

拓也の破壊電波の発動寸前、YOSSYの裏奥義が炸裂!
瑠璃子の水着写真が拓也の脳裏に焼き付けられ、紫電の殺人兵器、破壊電波が暴発!

「ぐあああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・」

自らの破壊電波によって自滅した拓也。しかし、その顔はとても安らかだった。
「・・・自分でいうのもなんだが、すげえ凶悪な必殺技だな・・・
まあ、はなむけにこれはさしあげます、先輩。」
瑠璃子の水着ショットの写真を拓也の横にそっと置いて、はるかな先を目指す!

どうでもいいけど、ラスボスを初っぱなから出すなよ暗躍生徒会・・・



−B3F−

「次は私が相手をするわ。」
暗躍生徒会、次の刺客は・・・
「太田さん・・・」
太田香奈子。月島拓也の懐刀が次の相手である。
「拓也さんの敵は私が討つわ。」
「敵を討つのはいいんだけどさ・・・、どうやって勝負するの?」
言っちゃ悪いが単純戦闘じゃ勝負にならない。それも見越しているのか、香奈子が薄く笑う。
「ここに鉄の扉があるわ。ここを開けないと地下四階にはいけない。
扉を開けるための鍵は・・・」
そして香奈子が妖しく微笑む。
「私の身体のどこかにある。それを見つけることが出来たら貴方の勝ち。」
「ってことは、服の中、下着の中にあることも十分考えられるってこと?」
「もちろん。」
YOSSYは迷った。条件が美味しすぎるのだ。
罠。十分考えられる可能性である。しかし、
「どうしたの?ナンパ師ともあろう男が、女の服一枚脱がせられない臆病者じゃないでしょ?」
香奈子の挑発。
ニヤリと笑い、一歩一歩、香奈子に向かって歩を進めるYOSSY。
香奈子の前に立ち、喧嘩刀を一閃!
(はらり・・・)
風圧で出来た鎌鼬のために、制服のスカーフが切れて外れる。
「さて、覚悟はいいな?・・・、痛くしないように切り刻んでやるよ。」
「案外悪趣味ね。でも、構わないわ。(かかった・・・。これで・・・!)」


「烈風乱舞!!!」


(どんがらがっしゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!)


「・・・え?」
一瞬呆然とした香奈子であったが、慌てて音のしたほうを振り返り、驚愕した。
鉄の扉が粉々に破壊されていたのである。

「あ、貴方・・・」
驚く香奈子に対し、YOSSYは意地悪な笑みを向け、
「そんなに自分を粗末にするなよ、足がわずかに震えてたぜ。」
ナンパ師の呼び名は伊達ではない。香奈子の使命感の奥に眠る羞恥心くらい、一目瞭然である。
「じゃね(にまっ)。藍原さんによろしくね。」
呆然とする香奈子。その手に必殺のスタンガンを隠し持っていたのは、過ぎた事である。


かくして地下四階へ!



−B4F−

「感謝しますよ、よっしーくん。」
「貴方は?」
「申し遅れました。暗躍生徒会副会長・健やかです。よろしくお願いします。」
「あ、こちらこそよろしくお願いします。」
互いに挨拶を交わす。もちろん今は明確な敵同士であるため、さすがに握手はしないが。
しかし、この男。
暗躍生徒会の一員にしてはヤサグレたところというか、そういうものがない。
「親友のために入ってるようなものです。・・・それに、大切な人のために。」
YOSSYの心を見透かすような健やかの告白。悪い奴には見えないが、案外クセ者かもしれない。
「彼女の思惑に乗らないでくれてありがとう。」
もう一度YOSSYに礼を言う健やか。
彼女・・・?ああ、太田さんのことね。
「あんな男の為に身体なんか張ることないのに・・・!」
僅かに顔を曇らせる健やか。が、すぐにのほほんとした表情に戻り、
「僕との勝負は”鬼ごっこ”です。」
「はあ?」高校生にもなって鬼ごっこ?
「貴方が素早さに相当な自信を持っているのは知っています。僕と勝負しませんか?
鍵は僕の首にかかってます。僕に追いつき鍵を奪取できたら貴方の勝ちです。」
「制限時間は?」
「飽きるまでお相手しますよ。」
のほほんと凄まじいセリフを吐く健やか。それほど自分の足に自信があるのだろうか?
「わかりました。勝負しましょう!」
「交渉成立ですね。じゃ、いきます。よーい・・・、・・・どんっ!」

(シュンッッ!!)

「(速いっ!?)」
驚愕のYOSSY。またたくまに姿を消した健やかに、完全に出し抜かれた格好だ。
「くっ!」
これでも速さには並々ならぬ自負を持つYOSSY。ちょっと速いからって負けられないっ!

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「くっそおぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!(速い!速過ぎるぞあの人!)」
YOSSYvs健やかの追いかけっこ。
10分経過してなお、翻弄されっぱなしのYOSSYである。
この地下四階はかなり広く、アスレチックのようになっているのであるが、
速いばかりでなく、敏捷性にも優れている健やかには、障害物など物の数ではない。
もちろんYOSSYもそうではあるが、そのレベルが違いすぎるのである。
「(上には上がいるってことか・・・?)」
たった十数分でグロッキーのYOSSY。自分が追いつけないなんて初めてのため、精神的に
異様にスタミナを消費するのである。
「(っそう・・・健やかさんといい、レミィといい、どうしてこんな・・・、・・・レミィ?)」

ここに来た目的を改めて思い直すYOSSY
「(そうだ、今は一刻も早くレミィを!健やかさんとの勝負はこの際後回しだ!
・・・とすると、どうするか・・・、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん?・・・・これだあ!)」

「どーです?まだやりますか?」
「当たり前だっ!」
まだ続く健やかとの追いかけっこ。
「それじゃ、実力の差を・・・わああっっ!?」

(ばさあっっっ・・・)

「なっ・・・!こ、これは・・・っ!」
「やーいやーい、引っかかった引っかかったーーーーーーっ。」
幼児かお前は。
「どーです?自分の負けを認めるようで癪にはさわりますけど、今はそーいうこともいってられなくて・・・」
そう、”罠”である。
健やかを誘導し、罠の場所まで来たときに、アスレチック特有の緑色の安全網を上からかぶせる。
どんな素早い人間も、これをやられるとたまらない。
「・・・捕まってしまいましたね。約束は約束ですから鍵はお渡しします。しかし、この勝負は・・・!」
勝負に水を差され、やや憮然とした顔の健やかに対し、
「わかっています。今度また受けてくれますか?・・・今度はリベンジを果たさせてもらいますよ。」
ここまで実力の差を見せつけられてはしかたがない。潔く負けを認め、笑顔で右手を差し出すYOSSY。
「ええ!また勝負しましょう!」
その手をがっちりとこれまた笑顔で握り返す健やか。互いに認め合った者同士の固い握手である。

B4F突破!



ーB5Fー

「よっしー様、ようこそいらっしゃいました。」
「Runeがお待ちです。どうぞお入りください。」
「・・・・・・どしたの?吉田さん、桂木さん。」
YOSSYの同級生であり、知り合いでもある暗躍生徒会の吉田由紀と桂木美和子。
その二人が妙にかしこまっているのが不思議でならなくてつい尋ねてしまったが・・・
「・・・言わないで。」
「”悪役はかくあるべき”とのRuneクンのこだわりなんだから・・・」
さすがに恥ずかしかったのか、顔を真っ赤にしてうつむく二人。
「そんなもの聞かなきゃいいじゃないの。」
「だって・・・!」
「終わったらラーメンおごってくれるって言うんだもん。」
女子高生、食べ物に弱い年頃である。
「まあいいや、入るよ。」
「どーぞどーぞ。」
そして決戦の扉を開けた・・・!


「よくぞここまで来ましたね、よっしーさん。」

暗躍生徒会書記、Runeがついにその姿をあらわした。
どうでもいいけど、書記がラスボスというのも釈然としないな。
「ふ、認識が甘いですね。」
心を読むかのごとく口火を切るRune。
「古来より悪の代名詞と言えば黒幕!会長は黒幕にはなれない!よって僕は書記に甘んじているのですよ。」
「なるほどね・・・月島先輩に写真をリークしたのもアンタだろ。」
「何の話ですか?」
とぼけるRune。やっぱり彼か・・・
「しかし、あの人を倒して上がってくるとは正直思いませんでしたね。」
不敵な態度を崩さないRune。
「そんなことはどうでもいい。レミィは無事なんでしょうね。」
マジ顔で睨み付けるYOSSY。
「大丈夫ですよ、ちゃんと預かってると書いてあったでしょ?」
コイツやるな。
むやみに挑発をしてこない。切り札を見せびらかさない。
さすがに学園一とも噂される策謀家だけのことはある。
「最後の勝負といきますか、よっしーさん。最後は単純明快。俺とアンタ、立ってた方の勝ち。」
Runeの口調が変わった。目に見えて闘気が増している。
一流の策謀家の顔とは別の、超一流の魔術師。その男と真っ向勝負!
「いいでしょう、やりましょうか!」

(ヒュンッ!)
消えた!YOSSY得意の幻惑殺法!
常に相手の死角をうかがい、隙あらば一気に叩き込む、雑だが豪快な戦法!
しかし、Runeは顔色一つ変えない。口元には笑みさえ浮かべて。
「(ちょっと牽制いくか・・・)」

「プアヌークの邪剣よ!!」

(ちゅっどーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!)
「ぐああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

「(何?)」
まともに喰らい吹き飛ぶYOSSY!
「(今のって・・・牽制なんだが・・・(汗))」
呆然とするRune。まさかここまで綺麗に喰らってくれるとは、彼にしても予想外だったのである。
「(もういちど確かめてみよう・・・)我は放つあかりの白刃!!」

(ずばしゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!)
「がっ・・・!があぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

クリーンヒット!今までになくのたうち回るYOSSY!
「(まさかコイツ・・・)」
Runeが疑問を持つ。
「(不可視の力に全く耐性がないんじゃないか?)」

「ってて・・・実際喰らってみると・・・予想以上に効くなあ・・・音声魔術・・・」
YOSSYの呟き。
予想以上。ってことは、YOSSYは音声魔術を目撃したことがあるということだ。
人はどんな攻撃にしても、なんらかの耐性をもっているもの。
もしそれが、極端に少なかった場合は・・・?

結論が導き出された。
YOSSYFLAMEは、音声魔術、電波などの不可視の力に全く耐性がない!

「我は放つあかりの白刃!我は放つあかりの白刃!我は放つあかりの白刃ーーーーーーっ!!」
(ずばしゅ!ずばしゅ!ずばしゅぅぅぅぅ!!」
「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
のたうち回り転げ回るYOSSY。全身から流血し放題!
「てめえ・・・図に乗るなあぁぁぁぁぁぁ!!
喰らいやがれ!・・・ファイナルガールすごいぜ葵ちゃんっっっっっっっっっ!!!」
YOSSYの裏奥義、究極の凶悪技「ファイナルガールすごいぜ真奈美ちゃん(デフォルト)」発動!

「プアヌークの邪剣よ!!!」
(ちゅっどおおーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!)

「があぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!(な、何・・・?)」
(どしゃっ!)
打ち上げられ地面に叩きつけられるYOSSY。
「な、何故・・・?」
「だって俺、別にコイツに萌えてないもん。」
あっさり言い放つRune。
「何?しかし・・・!」
「コイツは俺のライバルで倒すべき対象ではあるけれど、好きとかそういう関係じゃないですからねえ。」
「(か、勝てない!)」
一縷の望みも断ち切られ、絶望感にさいなまれるYOSSY。

「なんだ、もう戦意喪失ですか。意外とたいしたことなかったですね。」
見下すように笑うRune。
「じゃ、レミィさんをどんな目にあわせても干渉しないということですね、じゃ。」

(プチン!)
消え入りそうだった執念が今の一言で再燃!

「ふざけるなよ・・・!」
「おや、まだやる気ですか?無駄だと思いますが?」
「貴様なんかにレミィを好き勝手にされてたまるか!!」
「おや?でもアンタは青い人(禁句)萌えじゃなかったんですか?
どうしてそこまでレミィさんにこだわるんです?」

「アンタにはわからないのか・・・わからないわけないだろう!!
大切な仲間を守るのにいちいち理由が必要か!?」

「(わかりますよ・・・十分すぎる程ね・・・)」
しかし、あくまで冷静に聞き流すRune。

「決着をつけましょうか・・・僕のとっておきの音声魔術でお相手しますよ。」
闘気MAX!今までにない気迫をぶつけてくるRune!

「やるしかないか・・・!」
あまりにも危険すぎて自ら封印を課していた「風」の裏奥義。
しかし、今はそんなことを言っている場合ではない!
Runeを倒し、レミィを救う!考えるのはそれだけだ!


「我掲げるは降魔の拳!」
「”風”裏奥義・風神殺!」



(すこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!)
「あうっ!」
「え??」
いままさに二つの力がぶつかるその時!湯飲みがRuneの頭を直撃!

「ルーンサン!いい加減にしてクダサイ!!」
「げ!・・・い、いや、その・・・(大汗)」
「レ、レミィ?」
そう、YOSSYの前に出てきたのは、暗躍生徒会に囚われていたはずの宮内レミィであった。
「いきなり連れ出して、何かと思ったら・・・ずーーーっと奥の部屋に閉じこめられて退屈デス!」
「いや、だから、それは・・・。七瀬先生!しっかり見ててくださいよ!」
「いや・・・ごめん。」

「(一体・・・どーなってんだ?)」

「ヨッシー、どうしたの?」
あいも変わらず無邪気なレミィ。
「レミィ・・・お前は暗躍生徒会とどういう関係なんだ?」
「私、ルーンサンたちの仲間デス!」
「え?じゃあ、囚われたっていうのは・・・?」
「囚われてなんていないデスよ。ただ、Runeさんにちょっと閉じこめられてましたケド。」

「るーんさん?」
「何でしょう?」
「どーいうことなんでしょうか?」
「いや、ちょっとあなた方二人の関係が盛り上がってたんで、面白そうだな〜〜〜〜と思って・・・」
「じゃあ・・・最初から俺をはめるつもりで・・・」
「はめてなんかいませんよ。手紙の文面、もう一度読んでくださいよ、
レミィさんを暗躍生徒会で預かっていることに嘘はないでしょう?」
「じゃあ!”どんな目にあわせても”って思わせぶりなセリフは何なんだ?」
「だからぁ、ウチで活動してもらうって意味ですよ。」
YOSSYの追求をいちいち論破するRune
「なるほど・・・全ては最初から仕組まれた狂言だったわけですね。
敵を騙すにはまず味方からで、レミィを偽装誘拐、監禁する。
それで、各階の番人と俺を戦わせて、ちょっとしたRPG気分を味わっていたわけですね。」
こめかみをひくつかせながらも冷静に分析するYOSSY。
「ご名答〜〜!よくできました。」
「・・・・・・殺す。」
「もしかして・・・怒ってます?」
「ぶっ殺してやるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



今日も今日とて騒動は絶えること無し・・・と。



金髪を我が胸に、了。



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どおもお、YOSSYです。

いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(^^)
長かったあ・・・・最長記録更新ですね(^^)

ついに終わりました「金髪を我が胸に」
後編は暗躍生徒会、大ブレイクの巻でしたが、いかがだったでしょうか?
結局全編通して主役って・・・誰?(超爆)

お礼レスですっ!
Runeさん、健やかさん
出演どうもありがとうございました〜〜〜〜〜っ!m(..)m

次は体育祭Lメモじゃ〜〜〜〜っ(^0^)
みなさん、頑張りますので見放さないでくださいね。m(..)m

では、失礼いたします。