Lメモ超番外編「親馬鹿達の黄昏編」 投稿者:きたみちもどる

(このLメモは、悠 朔さんの作品である、「剣士達の黄昏編」とは一切無関係です。
悠 朔さんおよびファンの方、ごめんなさい(^^;)


頬擦りの音がすると思っていただきたい。

すりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすり

その音がするたびに、可愛らしい女の子の

「はにゃぁ〜ん」

とか

「ふにゃぁ〜」

などというなんだか如何わしく艶かしい声がしたりする。
ちょっとばかし……どころか大変怪しいシチュエーションである。
でもこう書くと、まるでLメモ初の18禁ものかっ!?ってな雰囲気だがあいにく、作者はこの手の物を書くのが苦手である。

「某所で初夜SS書いてんじゃねーか、この嘘吐き野郎がっ!!」

って、怒る方もいるかもしれないが、これとそれとはまったく別次元お話なので勘弁願いたい。
というか、チャットの出来事をここに持ち込むなって言いたいし作者にとってあの初夜SSは
記憶の奥底に封印したいかもしくは皆の記憶から抹消したいといつも思っているのである。
ま、それはともかくとして、Lメモは健全をモットーにしてるのでそんなシチュエーションは、一切起こらないから安心してもらいたい。
というか、書けば作者が抹殺されるだけである。
で、いい加減話を元に戻すと、その怪しげな声があがってる場所にいるのは、二組の男女。
かたや、きたみちもどる&きたみち靜親娘。
かたや、悠 朔&悠 綾芽親娘。
もちろん、頬擦りしてるのは、きたみちもどる&悠 朔の二人。
されてるのは、お互いの娘達である。
二人の男親どもは、それぞれ自分の娘をがちっと抱きしめて娘のそのふくよかなほっぺを十分に堪能してたりするのである。
で、この犯罪者くさい男親どもはお互いの顔を見やる。

「むっ!!」

「ちっ!!」

何故だか、瞳と瞳が火花を散らす。

「ゆーさく君には、負けないよ……」

「こっちこそ、先輩には負けないぜっ!!ていうか、ゆーさくというなっ!!むしろっ!!」

そういうと、お互い、自分の娘への頬擦りのスピードを早める。
そして、より一層娘達がはにゃはにゃのふにゃふにゃのほへほへ(意味不明)になってしまうのだが
妙な敵愾心を持っている、馬鹿な男親どもは気づかないのである。



で、何故こういうシチュエーションになったかというと………。










話は、今から数時間ばかしさかもどる。

時間帯は大体放課後あたりで、場所は裏庭あたりという実に大雑把な時間と場所である。

「ちちうえ〜♪」

ちょうど、授業&掃除が終わり帰宅ちゅーか、屯所…どうやって校内にたてやがりましたか?…という疑問はさて置き
ともかく自宅兼屯所に向かおうとした、きたみちもどるの背中に幼い少女の呼び声がかかる。
振り向いたきたみちもどるの目に飛び込んできたのは、自分の愛する愛娘である靜も姿であった。

「おっ、靜!?今帰りかっ!!」

もどるはそういって、片膝を突き走り寄ってくる自分の愛娘を抱き留めようとして腕を広げてみたりしている。
が……。
なかなかやってこない。
本人はどうも必死に走っているようだが、なかなかここまでたどり着かない。
その様、まるで祇園の芸者のねーちゃんの如し!!
まぁ、どれぐらい遅いかはCL○MPの『聖○』の三巻か四巻の巻末おまけ漫画を参照していただきたい。
ってそれはともかく、もどるは自分の娘を抱き留め、「たかいたかい」をするかのように抱き掲げる。
すると、靜は「きゃっきゃっ」と喜びの声を上げて、はしゃぐ。
その様を見て、もどるは

「なんてかわいいんだっ!!」

がばぁっ!!(←靜を抱きしめた音)

すりすりすりすり(←靜に頬擦りした音)

と、まぁ公衆の面前で恥ずかしげもなく堂々とやってのけたのである。
その二連コンボを受けて靜は

「はにゃぁ〜〜〜〜(ぽぽっ)」

と、なんだかいい旅夢気分の世界に行きかける。
親馬鹿の愛情、ここに極めれりといった所であろうか?




すると

「あいも変わらず、『光源氏』ですかぁ〜?きたみち先輩ぃ〜?」

と、もどるを揶揄するような声を上げる目付きの悪い白衣の男が現れた。
その男は、腰に黒髪のポニーテールの巫女服な女の子を抱き着かせて……というか抱き着かれてる。
そう、その男とは、ゆーさ………

「『ゆーさく』っていうんじゃねぇっ!!」

ずぎゃぁぁぁぁぁ〜んっ!!

隠し持っていた(どうやって?)ライフルをぶっ放し唸り声をあげるゆーさ……

ぐーてくらっ!!

へぶしゃっ!!

………………。

地の文に突っ込みを入れないでほしい。

「やかましい!!
  春になると、新人さんがたくさん入ってくるんだ!!その人たちがこれを見て俺の名前を誤解したらどうするつもりだ!!」

別に、こんな駄作Lメモなんざ、誰も見ないと思うが………。

「自分で、『この作品は駄作です♪』とか言うやつはLメモ書くなよって言ってたくせに………」

冷たい目でこちらを見やる。
そして、さらに銃口をこちらに向けて威嚇してくるゆーさ……。

「………おい、同じギャグは三度までというぞ………」

…………………。
モニターの向こうの作者は、仰角した。
これ以上モニターに傷をつけるわけにもいかず、このまま続けるとまるで行数稼ぎのためだと思われかねないからである。

「はっきしいって、行数稼ぎだと思うぞ………」

冷静にその男は突っ込みを入れた。
登場人物が作者に突っ込みを入れるなんて前代未聞である。
第一、登場人物は作者に対してなんら………。

「おい、いい加減話の方を進めた方がいいんじゃないか?」

それはごもっともな意見である。
でわ、話を続ける。


「あいも変わらず、『光源氏』ですかぁ〜?きたみち先輩ぃ〜?」

と、もどるを揶揄するような声を上げる目付きの悪い白衣の男が現れた。
その男は、腰に黒髪のポニーテールの巫女服な女の子を抱き着かせて……というか抱き着かれてる。
そう、その男とは、ゆーさ………もとい悠 朔(はるか はじめ)であった。

だが、もどるは……

「ほ〜れほれほれぇ〜」

「ひゃぁ〜ん、ちちうえぇ〜くすぐったいよぉ〜」

と、まるっきり人の話を聞いてないばかりか、娘との二人だけの世界に行ってしまってたりする。

「人の話をきかんかぁ〜っ!!」

そういって、『風林火山』と柄に彫られた長野・善光寺近くの御土産屋で買った¥3、500の赤樫の木刀をもどるの頭に振るう。


ぼんごっ!!


「いったぁ〜………。なにするんじゃいっ!!」

微妙に頭蓋骨をへこましながらもどるが振り返る。
すると、そこにいたのは肩で息をしてる悠 朔(はるか はじめ)さん。

「って、何か用ですか、悠君?」

と、涼しい顔でいってみたり。
まだ頭に木刀が刺さったままだけど。

「って、人の話を聞きやがれ、この光源氏計画馬鹿親がっ!!」

と、すごい剣幕で捲くし立てる悠 朔。
すると、もどるはすごく感心いったらしく

「『光ゲンジ』って、結構懐かしい単語だなぁ〜」
「いや、そーじゃなくて………」
これまた冷静に突っ込んでみたりする悠 朔。

「で、誰が『光源氏計画馬鹿親』じゃい!?」

って、突然突っ込んでみたりするもどる。

「いや、あんた」

これまたまた冷静に突っ込んでみたりする悠 朔。

「何を根拠に、いってるんじゃいっ!!」

「あんたの今の行動」

みると、もどるの頬擦りは未だ止まず。

「何を、馬鹿な事を………。第一僕はそんな不純な事なんて考えてないぞっ!!」

と、大威張りで言い切るもどるだが、少しばかりびくついてるのは気のせいだろうか?
悠 朔は、それを見るといやらしく顔を歪め

「ほぅ〜、じゃあ、きたみち先輩は靜ちゃんのことは愛してないと……?」

ニヤリと笑った。

ぎくっ!!

そんな心の音をもどるは出し、そして、悠 朔はそんな心の音を初めて聞いた。

(そんな漫画みたいな事って本当にあったんだなぁ〜)

精神的優位に立っているから考える事は結構余裕である。
で一方のもどるは、かなり悩んでいたいた。
さっきの悠 朔の言葉がかなり効いているのである。
ちらっと、靜の顔を覗き込んでみる。
すると、そこにあったのは

「私を捨てないでぇ〜。拾ってぇ〜」

と訴えかけてくるかのような潤んだ捨て猫の瞳。
その瞳で、靜は、こう訴えてきた。

「ちちうえ……しずかのこと……きらいなの………?」









                        理性ゲシュタルト崩壊










さっきの約三倍の力(当社比)による抱き締めと頬擦り。
もはや、彼にあったのは『光源氏』と呼ばれようが、『変態』と呼ばれようが、『娘どんぶり』と呼ばれようが
ただそこにあったのは、自分の娘への『愛』であった。



その『壊れた様』をみて、悠 朔は、「これもまた一つの愛か」とだけ呟いて白衣を翻して立ち去ろうとした。

びたんっ!!

突然その白衣を捕まれて、前にずんのめりそのままヘッドスライティングする。

「痛いじゃないか………綾芽………」

そのままの状態で頭から出血大サービスな悠 朔が、白衣をつかんだままの自分の愛娘に声をかける。
綾芽と呼ばれた女の子は顔をにこやかに笑わせたままで

「パパ、わたしにもあれをやって♪」

にっこり

「………………………」

「ひょっとして、パパ……わたしの事………きらい?」

うるうる

「そっ、そんなことないぞっ!!じゅーぶんに好きだぞっ!!」
「じゃあ、やって♪」

にぱりんぐ

「……………」
「へぇ〜、悠君は、綾芽ちゃんの事、愛してないと・・・・・・?」

見るともどるがいやらしく顔を歪め、ニヤリと笑っていた。

ぎくっ!!

そんな心の音を悠 朔は出し、そして、もどるはそんな心の音を初めて聞いた。

(そんな漫画みたいな事って本当にあったんだなぁ〜)

精神的優位に立っているから考える事は結構余裕である。
で一方の悠 朔は、かなり悩んでいたいた。
さっきのもどるの言葉がかなり効いているのである。
ちらっと、綾芽の顔を覗き込んでみる。
すると、そこにあったのは

「私を捨てないでぇ〜。拾ってぇ〜」

と訴えかけてくるかのような潤んだ捨て猫の瞳。
その瞳で、綾芽は、こう訴えてきた。

「パパ……わたしのこと……きらいなの………?」









                        理性ゲシュタルト崩壊










もどるの約三倍の力(当社比)による抱き締めと頬擦り。
もはや、彼にあったのは『光源氏』と呼ばれようが、『変態』と呼ばれようが、『親娘どんぶり』と呼ばれようが
ただそこにあったのは、自分の娘への『愛』であった。





そうして、二人は競い合って自分の娘への愛を確かめ合っていたのである。
もう二人の争いは、デットヒートっ!!
どちらもすでに『神の領域』に達していた。
もう二人の娘は何も言えなくなってきてるぜっ!!
震えるぞハート!燃え尽きるほどヒート!

だが、その時!!


「「何をやっているかぁ〜〜〜〜っ!!」」


どぎゃしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁ〜ん!!


拳と踵落しが唸り炸裂した音があたりに響く。


そして、首を妙な角度に曲げたもどると、顔が胴体まで沈み込んだ悠 朔の死体(?)がそこにあった。


「まったく、二人して何やってるのよ!!」
「それより、大丈夫二人とも・・・・・・・・・」
腰に手を当てて憤慨してる綾香と、すでにくてぇ〜となっている靜と綾芽を介抱している緒方理奈の攻撃が炸裂した証拠でもある。

「なにって、ただの親子のスキンシップだけど・・・・・・ねぇ、悠 朔君?」
相変わらず、首を曲げたままのもどるが
「そ・・そうだよね・・・・・・もどる君」
胴体の中に顔がめり込んだままの悠 朔がそれぞれ口にする。
二人とも、攻撃を受けたショックのためか、口調がインベーダー(By真下駄)風味である。
「「それでも、こんなスキンシップがあるかぁ〜っ!!」」
綾香と理奈が同時に突っ込む。

「「そんなことはないぞぉ〜っ!!」」

綾香と理奈が突っ込むと返答が帰ってきた。
あらぬ方向から。
「「!!」」
綾香と理奈がそっちを振り向くと、そこにいたのは・・・・・・・・・

「親馬鹿は文化の極みだぁ〜」
と風見ひなたが
「頬擦りは、親子のスキンシップのもっとも最重要なものぉ〜」
とOLHが言う。
しかも、ひなたはルーティーを、OLHは笛音を抱きかかえて、頬擦りしながら・・・・・・・・・。

すりすりすりすりすりすりすり


「な・・・・・・何なのよ・・・・・・・・・あんたたちは・・・・・・・・・?」

なんだか魂が抜けそうなもうどーでもいいような表情で綾香が問う。

「我々は、『L学親馬鹿同盟』ですっ!!仲間を救うためにやってきましたぁ〜♪」

ひなたが歌うように言う。

「これで四人。あとは、女性を一人加えれば戦隊が組めるぅ〜♪」
これまた歌うようにOLHが言う。

「ひょっとして、これって・・・・・・・・・これだけの話なの・・・・・・・・・?」
緒方理奈が、心底嫌そうに言う。

怒らないでもらいたい、謝るから。