Lメモ超ショートショート外伝2 投稿者:風見 ひなた
「エルクゥ同盟出撃!」

 平和な学園に忍び寄る某破壊神の影!
 そう。ハイドラントが「LF97じゃ弱すぎたんじゃないか」と評した『奴』である!
 本当は原作でもクソ弱いがそれはそれとして一応ピンチだ!
 なにせ奴はクソでかい!踏まれたらひとたまりもないぞ!
 そんな時はみんなで呼ぼう、でかい相手にはでかい味方!
 助けて、エルクゥ同盟!
「てなわけで出撃だーっ!」
「よーしっ!こぉぉぉぉいっ、メイプルガンダム!」
 早速自機に乗り込む風見!
 ジン達も次々に飛び乗って………。
「ジン先輩!」
「どうしたゆき!?」
「僕の機体は一体どれですか!?」
「ふん、決まっているだろう!?リネット・エース……その名の示すとおり!」
「はいっ!」
「ノーベルガンダムだぁぁぁっ!」
「その名が示してねぇぇぇぇぇぇ!?」
 がちょーんと硬直するゆきにジンはびしっっ!!!と戦闘服を差し出す!
「そして!これが貴様のバトルスーツだぁぁぁぁ!!!」
「せーらぁ服ばんざーーーーーい!」

 今日の出撃結果。
 ガディム一体。悶死。

            見なかったことにするべし。


「やれいけ!!うぐいすあん○んまん!!!」

 ティーナは気が付けば森の中をさまよっていました。
 もうかれこれ3時間は歩きっぱなしです。
 疲れてしまってすっかりお腹もぺこぺこ。
 ぐぅーきゅるるるるる。
「お……お腹空いたよぉ……」
「そんなときは僕におまかせっ!」
「ああっ!?あなたは!?」
 そう、彼こそはその名も高きよいこの味方、うぐいすあん○んまん!
 いつもサイキンマンとドウキンチャン相手に闘う保健所と日本パン協会の回し者です!
「おなかが空いたら僕の頭をお食べよっ!」
「わぁーーーい!」
 うぐいすあんぱ○まんはすぐさま自分の顔を摘むと、びりっと……。
 ぶしゅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ。
「え?」
 ティーナは全身にうぐいすあ○ぱんまんの返り血を浴び、立ちすくみました。
 やがて鮮血の中で我に返ったティーナは血を吐かんばかりの絶叫を挙げます。
 そんな彼女の足下にずりずりとうぐいすあんぱん○んはにじり寄ってくるのでした。
「さ……さあ、食べて。僕を食べておくれよ。さあ、タベテ、タベテオクレヨ……!」
「い、いやぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっ!!」

 がばっ!
「はっ!?………ゆ、夢?」

 翌日。
「おいおい、どうしたんだティーナ。学校に行きたくないなんて……」
「ティーナちゃん、どこか具合でも悪いの?」
 戸惑う二人を余所に、ティーナは頭から布団を被って震えるばかりでした。
「学校は……学校はいやなの……給食に……パンが………パンがぁぁっ………!!」

       登校拒否児童にはそれなりの理由があるそうです。


「世にも奇矯な物語」

 近未来ロボット戦記バーチャンロン!
 ゲーセンの筐体で君が操るキャラは実は現在月面で闘うロボット兵士!
 そう、君はゲームをプレイして居るつもりでいつの間にか戦争に参加しているのだ!
「……ってなコンセプトだよな、このゲーム」
「ああ」
 へーのきとSageはそんな会話を交わしながらロボットを操っていた。
 ちなみにこれはこのシリーズの第三段である。
 スーパーモードに突入した女性型機体がレーザーしか能のない重装機を打ち破ると、二
人はふうっと汗をぬぐった。
「ま………もっともそんな馬鹿な話あるわけないよな」
「あったりまえだろが、誰がそんな重大なもんに素人使うかよ」
 そして、二人はどちらからともなく笑いを交わしあった。
「あはははははははははっ」
「わははははははははははははっ」
 そんなほのぼのとした空気を打ち破るように突如背後から聞こえる轟音。
 ぎょっとして振り返ると、電芹が頭を抱えているところだった。
「あーっ、しまった……時速三百キロで急ブレーキ踏んだからGで乗客潰れちゃった」
「大丈夫だよ、私なんか終点でブレーキとアクセル踏み間違えて大惨事だもん」
「よかったー、こういうとき友達が居るとほっとしますね」
 トレインシミュレーターの前で談笑する電芹とたけるを眺めながら、二人はつつっと汗
を流した。
『まさか、ね………』

 その後ろでDセリオがぼそっと呟いた。
「特別製なんです、あの筐体」


「本日未明、東海道本線で突如列車が急ブレーキを掛け、乗客573人が圧死、431人
が重傷を負うという惨事がありました。また、阪急梅田線では宝塚駅にノンブレーキで列
車が突進し、乗客1841人全員が死亡しました。これらの事故に対し各鉄道会社に対す
る安全対策への配慮が欠けているとし、疑問が……」
 夕方のニュースを見ながら電芹はふうっと息を吐き、頷いた。
「怖いですねぇ、こんな乱暴な操縦士を雇うなんて」
「………そーだな」
 Sageは何か言いたそうに顔を上げたが、やがて新聞に目を落とした。
 今日も何事もなく日は暮れていった。

         さあ君もD芹チューン版でエキサイトだ。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ……………何故妙に残虐なネタが揃う、僕よ(汗)
 YOSSYさん、以前チャットで見た事が有ります(笑)