唐突Lメモ「バレンタインに散る者」 投稿者:きたみちもどる
さてさて、今日は2月14日。
学園内ではチョコレートが飛び交っている。
そんな朝の、三年のある教室のある一コマ。



「ふっふっふっふっふっふっふっふっふ」
ちょっと不気味な笑いをあげているのは、今や立派なバラリアンになりつつある
橋本だった。
「おや、朝からなかなかごきげんだねぇ」
と、橋本に声をかける月島兄。
そう言う彼の顔も少し笑みがこぼれている。(と言ってもいつもこんな顔か・・・
この人は・・・・・)
「見てくれ!このチョコの山をっ!!」
ばばぁ〜ん!!とSEつきで橋本の机の上がアップになる。
みると、机の上には堆くチョコが積まれている。
「やっぱり、俺も捨てたモンではないんだなぁ〜」
と、ちょっと自己陶酔。
「ふぅ〜ん・・・・・」
少し冷たい目で月島。
けど心の中で
(まっ、僕は瑠璃子から貰ったから良いけどね)
と思ってたりする。
というところで、いきなり扉が開かれる。
「おや?どうしたきたみち君、そんなに汗を掻いて・・・・・」
「ああ、月島さん、今日何かあったんですか?
何か、女の人から一杯、チョコレート貰ったんですけど・・・・・」
「なにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!」
橋本が目をむく。
「ああ、今日バレンタインだろ?」
橋本の絶叫を無視して月島がそういう。
「それでですか・・・・・。でもどうしよう・・・・・。
僕、甘いものは少し苦手なんですよね・・・・・」
「ちょっっとまてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ〜っ!!」
「なんですか?橋本さん・・・・・」
いきなり耳元で叫ばれたので、不快感を露にしながら
きたみちが橋本の方を向く。
「一体何処に、一杯のチョコがあるんだっ!!」
「どこって・・・・・・・ここに・・・・・・・・・」
ときたみちが自身の後ろを指差す。
そこには、リヤカーにぎっしりと積まれたチョコの山があった。
「な・・・・・なにぃぃぃぃっ!!」
がこんと、橋本の顎が外れかかる。
(な・・・何故だ・・・・・・・・・何故こんな眼鏡をかけた
ぼけぼけぇ〜とした男が・・・・・)
橋本の思いをよそに
「それにしても、すごく貰ったねぇ〜」
「ええ、だから見かねた用務員の人がリヤカーを貸してくれたんですよ」
と、月島ときたみちの話は弾む。
で、不意に月島がきたみちの後ろの方向を見つめ
「おっ、あそこにいるのは梓君では?」
といった。
「そのようですね。お〜い、梓さん〜!!」
といいながら、きたみちも梓に向かって手を振る。
「ああ、月島にもどる・・・・おはよう・・・・・」
と、少し息も絶え絶えに梓は言った。
「おはよう・・・・・・。君もまたすごいね・・・・・」
「ほんとう・・・・・・・ですね・・・・・・・・・・」
月島ときたみちが呆れたように言う。
「まったくだよっ!なんであたしが・・・・・・・・・」
ぶつぶつと梓。
そう言う彼女の後ろには、きたみちのものよりも、ふた周り大きいリヤカーに
やはり、ふた周り高くチョコが積まれていた。
「ん?橋本君・・・・・・。飛び降りるなら余所でやってくれたまえ」
と、視線を梓に向けたまま月島が言った。
その時、橋本は廊下の窓枠に手をかけていたところだった。
(意味もなく唐突にエンド)




おまけ「ある平凡な日常ーきたみちもどる編」



「いっけぇぇぇぇぇぇぇっ〜ロケットパンチっ!!」
「ふっ、甘いです!ギネティック・カード」
「なんのっ!!ブレストファイヤーっっっっっっっっ!!!!!」
「無駄な抵抗ですね・・・・・。覇王雷鳴斬!!!」
ちゅどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!
どごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!
いつものように、ジン・ジャザムとDセリオが拳(?)と拳(?)を熱く交わし会い
闘っている。
それを、木陰の側から見守る影あり。
其は、ミハ・・・・・じゃなかった、きたみちもどるだった。
彼らを見つめる視線は、熱くそして遠い。
そして、何かを決心して拳を強く握りしめる。
そのまま学ランに手をかけ、一気に胸元をはだけさせる。
「ブレストファイヤぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
空白の一瞬。
そして
「ぷっ・・・・・・・・・くくくくくくくくくくくくくくく」
と、勝手に独りでに笑い始める。
だが、その彼に二つの影が落ちる。
「きたみっちゃん?」
「ちちうえ?」
何処かで聞いたような二人の女性の声。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
何処か遠くで、カラスが鳴いた・・・・・・。



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唐突に思いついたネタ。
何もコメントすることはありません。
でわ、さらばぁ〜っ!!