X仮面誕生!誕生編 投稿者:きたみちもどる
OPテーマ:「セタップ!X仮面」

          セタップ!セタップ!!セタップ!!!
          銀の仮面に 白マフラー
          眉間に輝く VとV

          ストップ! タクヤの悪巧み
          俺の叫びは 波の音
          怒りの逆刃を引き抜いて
         
          X仮面は今日もゆく 
          仮面剣士 X!X!!X!!!

     *注:仮面ライダーXのOPの曲で(爆)

*前回のあらすじ
 きたみちもどるは、昔の友人と出会い彼から勝負を挑まれた。(一部誇張あり)
受けてたったものの、近接戦闘において、トンファーによる一撃を受けて、
無残にも倒れてしまった。果たして、彼に未来はあるのか?
と、いうわけで続きです。

薄暗い部屋。少しすえた匂いのする部屋。そして、昔なつかしい感じがする部屋。
そう考えながら、きたみちは目を覚ました。
「ここは・・・」
と言いながら、辺りを見回す。
「座敷牢か・・・」
と、呟く。
そうそこは、まさしく座敷牢だった。
「御目覚めの気分はどうだい?」
と、例の男子生徒がやや、揶揄するような口調で声をかけてくる。
「ああ、たいしたVIPルームだよ」
と、皮肉交じりで切り替えす。
「さて、ここへ連れてきた意味は解っているだろうな?」
「ま、まさか・・・」
「そう、貴様が落とした原稿をここで書いてもらおう。なぁーに、
仕上げたら、すぐにお家に帰してあげるから」
「いっ・やっ・じゃぁぁぁぁぁ〜!!」
きたみちの絶叫が、地下室に響いた。

「ブツブツ、どうして、僕がこんな事しなくちゃいけないんだ」
半ば泣きながらも、『仕事』をするきたみち。
あれから、いくつか取引を行い、結局は『仕事』をすることとなった。
一つは、「例の薬」を家に届けること。
もう一つは、手紙を柏木梓に届けること。
この、たった二つの事だけで取引をしたのである。
「われながら、損な取引をしたものだ」
と、また愚痴る。
結局、愚痴ったとこで、事態が変わるわけでもないので、黙々と『仕事』を
続ける。
しかし、『ある事』が頭に浮かび、『仕事』に専念できない。
その『ある事』とは、
「娘は、大丈夫だろうか?」
という、心配事である。
娘の事が心配だが、今は、それさえ許されぬ身。
思い悩んだ挙げ句、彼は、ある一つの決断をする。
まず、懐を確認する。どうやら、チェックが甘かったらしく、無事なようだ。
次に、牢の番人である生徒Bを呼ぶ。
「何か、用ですか?」
半ば尊大な態度で聞いてくる。
すると、きたみちは黙って、学ランのボタンを一つ引き千切り、そのボタンを
壁に擦り付ける。
壁に擦り付けられたボタンは、メッキが剥がれ、中から眩しく金色に輝く
姿を現す。
そしてそれを、生徒Bに投げ渡す。
それを受け取り、生徒Bは目を丸くする。
「よもや、あなたが牢の仕来りを知っているとは・・・」
「いや、なにね・・・」
と、肩を竦めるきたみち
「で、なにをすればいいのですか?」
「ちょっと、こっちに来てくれるかな?」
と、柔和な笑みを浮かべて手招きするきたみち。
言われるがままに近寄る生徒B。
そしておもむろに、懐に隠し持っていた試験管の中身を生徒Bにぶちまける。
「な、なんだ?これぇ〜!」
奇妙な触手のようなものに取り込まれる生徒B。
その様はまるで、強殖装甲に取り込まれるがごとし。
その様子を見てきたみちは、ほくそえんでいた。
「やっぱり、すごいなぁ〜。DG細胞は・・・」

数分後
そこには生徒Bの姿はなく、きたみちそっくりな姿をしたものがあった。
(やっぱり、DG細胞に僕の血を混ぜたらこうなるのかぁ)
感慨深げに目の前のものを見やる。
「ようし、これで完成だ。頼むぞ君。というか、僕。静を守ってくれ」
と、目の前のものにいう。
「本当に、俺がそういう役でいいのか?」
と聞いてくる。
「ああ、構わん。頼まれた仕事はきっちりこなさないと」
「だったら、締め切りを破るなよ」
冷たく突っ込む。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・、まっ兎も角、娘を陰ながら守ってやってくれ」
「解った。だが、その前に・・・。名前をくれ!」
「そうだったな。ちゃんと決めてある。これだ!」
と言って、懐から一枚の半紙を取り出す。
そこには、墨でこう書かれていた。
      謎の仮面剣士
               X仮面
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・、これじゃぁ、成人指定みたいやんけぇ〜!!(怒)」
「べつにいいやんかぁ!」
果てしない殴り合いが始まった。

これが、のちに、X(成人指定)仮面といわれる男の誕生秘話である。

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如何だったでしょうか?殆ど、内輪ネタだけで終わってしまったX仮面は・・・。
もう、もう二度と内輪ネタをやるもんか!
じゃ、レス行きます。

>beakerさん
なんだか、僕もカード欲しくなっちゃった(笑)。
僕に似合うのは「吊るされた男」か?

>久々野さん
イタリア語?
新しい語学を習ったら使いたくなるのは、人として当然の摂理(爆)。
ああ、それと、美咲さんとおしあわせにぃ〜(泣笑)。

>幻八さん
ク○ダ流交殺法とは・・・。
ところで、主に表技と影技どっちを使うんですか?

>悠 朔さん
あの、僕の『剣』についてですが、近々再登場する予定です。
その時次第ですけど、渡せそうになるかも。

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おまけ劇場「きたみちもどるの牢屋の中からこんにちは!」

いずこともしれぬ牢屋。今そこに、一人の男がいた。
その名はきたみちもどる。
18歳にして、すでに子持ちの男だ。
いま、そのきたみちに一人の男が面会していた。
そのものの名を、秋山 登。
今、この二人は何やら話をしていた。
「久々野が、美咲さんと〜!?まだ梓のお嬢と別れたばかりじゃねぇか!
こいつあ、面白ぇ!!だぁっはっはっはっはっは!!」
どうやら、健モードに入っているらしいきたみち。
対して、秋山は顔を真っ赤にして怒る。
「笑い事じゃない!今まずい時だと言うのに、久々野の奴、何考えてるんだ!」
「何言ってやがる秋山。西山だって、あんなすまし顔しときながら、『ONE』
に、転んでるんだろ?(爆)」
「西山さんと、久々野じゃ、人物も立場も全く違うだろ!」
「違わねぇよ。西山も久々野も、自分の信念で突き進んでいるんだ。
そういう男達が、どういう逆境だろうとホレた女一人、守れねぇ甲斐性無しで
どうする」
「けどいいのか?お前だって美咲さんのことを・・・」
「心配すんな。オレはもういいんだ。もう、踏ん切りはついた。
それよりも、久々野!お前は美咲さんを死んでも手放すなよ!!」

おまけ劇場 完。

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久々野さん、西山さん、秋山さん、本当にごめんなさい。
悪気は、なかったんです。
ただ、自分なりの美咲さんへの想いの決着のつもりで書きました。

でわでわ、これにて。