くふふ☆ ひなたさんはあと二週間帰ってこないし…今のうちに書きかけのフィギュアネタを 一部書いちゃいましょ☆どうせ物覚え悪いから帰ってくる頃には内容忘れてるでしょう。 それでは前編どうぞ! ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― その頃…皆がリンクに注目しているその時、黒い影が蠢いた。 それも、違うところで二つも… 「特注だ…。ふふふ、私を差し置いて興じるなど、許さん…」 手帳に記された文字によって、陰謀は動き出す。 「裏切ったな…僕を、裏切ったんだな…み、皆壊してやるぅぅぅ!」 悲しみと怒りにより少女達は倒れる。 そして、競技が始まる。 順番を決定した選手達はリンクに一歩を踏み出そうとし… ちゅごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん! 木っ端微塵に砕け散った氷交じりの水飛沫を被りつつ、選手達は硬直した。 解説のRUNEの声も強ばっている。 「な、何という事でしょうか…突如、リンクが爆音と共に消えてしまいました…」 「と、いうか紛れも無く爆発したよーな気も…」とアルルも呆然とした口調で 言った。 と、その時横からさっと差し出された原稿を見て、RUNEは更にびびった声 を上げた。 「え?こ、これは…今入った情報によりますと、何者かのデンパによって新城 選手・藍原選手が精神崩壊され現在担架で保健室に運ばれていったようです…」 「それって何者か、というか候補が学園中に四人しか居ないんですが…」 「ちくしょぉぉぉぉ!僕のハーレムを返せえええええ!」 「黙れ、悪め…」 長瀬祐介が自称・正義の使徒Hi-Waitにスタッブされたのはこの実況とほぼ同時 だった。 「ええと、それでは風見選手と岩下選手は共に失格ですか?」 「そうなるでしょうね…」 その途端、審査員席の方で何か重い物が木にめり込む音と、何かが燃える音が 聞こえたような気がするが賢明にも二人はそちらを見なかった。 つつっと汗を垂らしつつ、二人はマイクに向かって話し続ける。 「…あー、それにしてもどうなるんでしょうね…」 「リンク壊れちゃいましたからね…」 だが、突然二人の手の内に原稿が出現する。 RUNEは何者かの視線を感じ、竦み上がりながら読み上げる。 「競技は凍結したプールで行うようです…」 アルルは誰の仕業か感づき、頬をひくつかせていた。 屋外プール。 そこにはあらかじめ用意されていたとしか思えないほど極上の氷が張られてい た。 だが、それについてコメントする者は誰も無い。 …命が、惜しいから。 選手達は抜けた二人の分繰り上がり、用意を整える。 初めに滑るのは、ゆきと初音ペア。 「ゆきお兄ちゃん、がんばろ…なんで震えてるの?」 「なにか、いやーな予感が…」 その時、ずがががが!と観客を跳ね飛ばしながら二つの影が躍り出た。 熱く燃える少年と引きずられて泣く少女… 目立ちたがりやな風見ひなたとパートナーの美加香であった。 「作者を差し置いてやらせるかぁ!」 「ふええええん、私の出番は終わったのにぃぃ!」 二人はスピードスケートのような速さでリンクの中央に向かうと、独特の構え をとった。 「いきますよ美加香!」 「ううう、はいぃ!」 ひなたは美加香の上に飛び乗ると、トスを受けて高く舞い上がった。 控え室でテレビをみる西山はほう、と膝を叩いた。 「外道メテオの応用か…やるな、ひなた」 ひなたは上空でにぃと笑うと、猛烈な勢いでスピンを始めた。 「おおっと!風見選手、すごいスピンです!一回二回…十回…二十回…」 「ホストが回っても意味がないよーな気もしますが、これは…」 高速回転してリンクに降り立ったひなたは… そのまんま氷を突き破っておちて行った…。 「ええ、今入った情報によりますと…『薄い氷の下には濃硫酸が満たされてる から上手く舞わないと死んじゃうぞ』だそーです…」 「だ、誰だこんなの考えた奴!?」分かっていながらアルルは叫んだ。 マイクが一人残された美加香に向けられる。 「パートナーが落ちて行きましたが、何か一言…」 「………あれで死ぬようなら苦労しません………」 美加香の一言は底知れず深かった。 そこへクレーンで替えの氷が運ばれてくる。 「ええっ!?そんなことしたらひなたさんが…」と言いかけて、美加香はぴた っと動きを止めた。 しばし鳴らされる打算の音。 「やっちゃって下さい、遠慮なく」その眼は期待と興奮できらきら輝いていた。 クレーンから氷が落下する。 突き破られた氷の上にそれは被さり…ばきっ、とひびが入った。 「こんなことで死んでたまるかぁぁぁぁ!」 「きゃああああ!化け物ぉぉぉぉぉぉぉ!」 荒い息を吐きながら、ひなたはリンクから這い上がる。 美加香はその風体を見て絶句した。 「と…溶けてない!?」 溶けてたほうがよかったのか、おまえは。 「氷を支えてたネットに引っ掛かったんですよ!…美加香ぁ!貴様って奴はぁ!」 「いやああああ、たぁすけてぇぇぇぇぇ!」 二人はダッシュで走って行った。 解説席で硬直する二人。 「ええっと…ゆき選手、初音選手改めてスタートを…あれ?」 「逃げた、ようですね…」 選手控え室では暗い影がにやりと笑っていた。 「なーんだ、何してもいいのね…」 その後ろではジンが脅えていた。 「ううう、瑠璃子ぉ…」 燃えカスになりつつある兄を、瑠璃子はじっと見下ろしていた。 兄の身体では未だに青い炎がくすぶっていた。 壁にはひとこと。 『貴様も不幸になれ』 「は、果たしてフィギュア本編はいつ始まるのか!?」 「え?ひょっとして、こんな歯切れの悪いところで―」 続く! …のか? ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ひ:ばかものぉ! み:きゃふ!? ひ:二週間後には3月14日ホワイトデー!冬季五輪どころか世間様は春爛漫じゃ い! み:だからこっちに書いたんじゃないですか。一部の方しか気付かない。 ひ:な、なにか間違ってないかそれ… み:さあ? ひ:帰ってきても続きは書かないと思うぞ… み:誰かに頼んでもいいですね〜誰かやりません? ひ:自分が責任取れなくなったもん他人にパスすんなよ… み:ではでは二週間後にまた会いましょう! ひ:あでゅー☆ み:レスはパス!