Dシリーズ誕生!中編『あの日見た白い世界』 投稿者:へーのき=つかさ
 金属製のアームやケーブルに囲まれた純白のベッド。
 そこにひとりの少女が眠っていた。
 いや、少女というのには語弊があるかもしれない。
 彼女はロボットだった。

 ガラスを挟んだコンピュータールームには、佐竹と長瀬のふたりだけがいた。
「やっぱりかわいいなあ、セリオって」
「あのですねぇ・・・」
 場違いなセリフを吐く佐竹に、長瀬は苦笑しながら答える。
 佐竹の言う事も分からないわけではない。
 もともとセリオはメイドロボットとして作られたロボット。
 美人に作られていて当然である。
 それに長瀬はセリオの開発にも関わっている。
 かわいく思う気持ちは人一番強かった。
 長瀬はベッドに横たわるセリオを見る。
 レオタードと呼ばれる白いボディースーツに包まれた、すらりとした体。
 綺麗に整った、理知的な顔つき。
 さらさらとした、それでいて金属のように尖がったくせっ毛。
 彼女がロボットである事を示す、アンテナでもある耳のカバー。
 全てがプロトセリオと同じだった。
 たったひとつの事を除いて・・・
「殺人マシーンなんかにはさせませんよ」
 長瀬の考えを読んだかのように、佐竹が口を開いた。
「彼女はロボットである前に俺の娘だ。殺人マシーンなんかには絶対にしません」
 佐竹からは強い意志が感じられた。
 そうだ、この男なら大丈夫だ。
 DマルチやDガーネットへの接し方を見れば分かる。
 しかし・・・
 長瀬の顔が曇る。
 彼ひとりの力には限界がある。
「佐竹さんがそう思っていても、上はどう思うか分かりませんよ?」
 "娘"を思う気持ちなら、自分だって負けていないはずだ。
 だが、上の強大な力の前には無力すぎた。
 結果、長瀬は権力に屈し、自分の娘は戦闘マシーンと育てられる事になってしまった。
 春木によって殺人マシーンにされそうになったプロトセリオ。
 幸いな事に、彼女は塔から派遣されたひとりの少年によって助け出された。
 だが、そんな幸運がまた起きるとは限らない。
 プロトセリオの一件は社内でも極一部だけが知るトップシークレット扱いなので、当然
部外者の佐竹は何も知らない。
 しかし彼は長瀬の危惧をひしひしと感じ取っていた。
「分かってますよ長瀬さん。俺はその対策もしてあります」
 そう言って、一束の紙を取り出した。
「HMX-13D Dセリオプロトタイプの仕様書です」
「仕様書? いいのかね?」
 今までDセリオのプロジェクトは極秘に進んでいた。
 長瀬ですらおおざっぱな事しか知らないのだ。
「別にいいですよ。どうせもう用無しですから」
 読み終えた漫画雑誌のように、ぽんっと放る。
 長瀬はその紙の束に目を走らせた。
「・・・・・・・・・」
 読み進めていくにつれて、長瀬の顔が曇ってゆく。
「佐竹君・・・これ、アニメかなんかの企画書じゃないですよね?」
「はっはっはっ、確かに今の常識から考えるとレベルが桁違いですかね?」
 朗らかに笑う佐竹。
「笑い事じゃありませんよ・・・」
(これがもし本当だったら・・・いや、本当なんでしょうけど・・・)
 長瀬の頭には、昔見た鉄腕ア○ムやエイ○マンが浮かんでいた。
「もしこれが悪用されたら、えらい事になにますねぇ」
 今度は鉄人2○号を思い浮かべた。
 長瀬は無意識のうちに冷や汗をかいていた。
 なんとなくこの仕様書がクレアバイブルや運命大典のような禁書に思えてきた。
 それでも仕様書を読み進める。
「!?」
 ある場所で、ふいにページをめくる手が止まった。
「これが対策・・・?」
 仕様書に目を向けたまま、こちらを見ているであろう佐竹に問うた。
 佐竹はにやりと笑みを浮かべた。
「ハード的にソフトの変更をできないようにする事で、軍事、犯罪への転用を避ける
・・・・・・できるんですか?」
 長瀬は佐竹に顔を向けた。
「できます」
 あっけなく答える佐竹。
「あと、Dセリオには心を持たせるつもりです。人を慈しむ事のできる、優しい心を」
「心を・・・?」


 それから数日後、Dセリオはこの世に生を受けた。


                    ☆★☆

「──目標捕捉、発射!」
 Dセリオの全身から無数のペンシルミサイルが撃ち出される。
 それは白い尾を引き、彼女に向かってきた6体のロボットに命中した。
「──A、C、D、Fは戦闘不能。BとEはこちらに向かって依然接近中。挌闘戦に移行
します」
 彼女は腰に差していたスタントンファーを手に取った。
 ロボットBは、Dセリオに正面から突進すると、金属製のアームで殴り掛かった。
 彼女は頭を下げてそれをかわすと、一気に懐へ踏み込んだ。
「──攻撃します!」
 彼女の振るった一撃は、正確に相手のカメラアイを捉えていた。
 砕け散るレンズ。
 さらにそこへスタントンファーを突っ込む。
 バチッ!!
 頭部から火花を散らし、ロボットBは活動を停止した。
「──!?」
 ズガガガガガガガガ・・・!!
 センサーに異変を察知し、Dセリオはジェットを吹かし強引に横へ跳んだ。
 次の瞬間、彼女が今までいた場所はずたずたに打ち抜かれていた。
「──これで最後です!」
 彼女の双眼から赤い光線が走った。
 ズバッ!!
 ロボットEは、胸を打ち抜かれ崩れ落ちる。
 Dセリオは倒れたロボット達を一瞥すると、戦闘の終わりを告げた。
「──テスト終了です・・・」


「ごくろうさん」
 テストルームから出てきたDセリオを、佐竹は笑顔で迎えた。
「──・・・・・・」
 が、Dセリオは押し黙ったまま下を向いている。
「どうした、具合でも悪いのか?」
「──いえ・・・」
 彼女はかぶりを振った。
「そう? ならいいんだけどさ」
 しかし、彼女はその後、ずっと下を向いたままだった。


 その日の夜・・・
 Dセリオは研究所の屋上にいた。
 冷たい北風が長い髪を揺らす。
 彼女はそこで手摺りに寄り掛かり、何をするでもなく街の夜景を眺めていた。
「こんなところにいたのか」
「──佐竹さん・・・」
 屋上の入口から、コートを着込んだ佐竹が現れた。
「ふぃー、寒いなあ」
 そう言いながら、彼女の横に移動する。
 そのまま、ふたりでぼーっと夜景を見続けた。
「──綺麗ですね」
 ふと、Dセリオが口を開いた。
「──あの光のひとつひとつが、命の灯火なのですね」
「セリちゃん・・・?」
 いきなりの脈絡の無い展開に、佐竹は怪訝な表情を浮かべる。
 しかし、彼女は構わず話し続ける。
「──この町は平和です・・・光が途絶える事はない」
 佐竹は彼女の言葉をじっと聞いている。
「──でも、光の無い町も、光に脅えている町もある」
 風が彼女の長い前髪を浮かせ、顔を露にする。
 彼女は、泣いているように見えた。
「──何故・・・人は互いに傷つけ合うのでしょうね・・・・・・争いは、新たな争いを生み出す
だけなのに」
「さあな・・・」
 佐竹はぶっきらぼうに答えた。
「ただ、ひとつだけ言っておくけどな」
 真剣な顔をして、Dセリオと目を合わせる。
「セリちゃんは、俺達人間を"護る"ために作られたんだ。破壊するためじゃない」
「──でも・・・」
「でもじゃない。そんな事気にするな」
 ふたりはまた、しばらく押し黙っていた。
 ぶるっ
 さすがに寒くなってきたのか佐竹が震えた。
 それと同時にその表情がいつものように緩む。
「な、セリちゃん。寒くなってきたから戻ろうぜ」
「──・・・・・・」
 彼女はまだ夜景を見つめている。
「・・・別にいいけどね・・・俺はもう中に入るぞ。体壊す前に戻れよ」
「──はい・・・」
 Dセリオは手摺りに手を置いたまま、いつまでも夜景を眺めていた。

                    ☆★☆

「──おはようございます、佐竹さん」
「あ、おはよう・・・」
 Dセリオに起こされ、佐竹は寝ぼけ眼のままむっくりと起き上がった。
 ここは佐竹の生活用にあてがわれた研究所のひと部屋。
 つまり寮の代わりである。
 佐竹はここにDマルチとDガーネットと共に暮らしている。
 実はDセリオとも一緒に暮らそうと思ったのだが、何故か嫌がるので別室にしている。
 彼は伸びをすると、両隣に寝ているDマルチとDガーネットを起こさないようにそろり
とベッドを降りた。
 誤解されないように言っておくが、ふたりともちゃんとパジャマを着ている。
 時計を見ると、午前の4時を指していた。
 普段に比べるとかなり早い。
 佐竹はDセリオに関する事でちょっとやりたい事があったため、いつもより早く起き
たのだ。
「さてと、着替えるか」
 着替え(Dマルチによってアイロンがけ済)に手を伸ばし、そこでふとDセリオの方を
向いた。
「──・・・・・・」
 Dセリオは真っ赤な顔をして佐竹を見ている。
 無言で向き合うふたり・・・
 しばらく経った後、佐竹が口を開いた。
「あのさ、恥ずかしいんなら部屋出たら?」
「──え? あ、はい、すみませんでした!」
 彼女はひとしきりうろたえるとばたばたと部屋を出て行った。
「・・・なんだかなあ」
 佐竹はしばらくの間、彼女の出て行った扉を見つめていた。


「待たせたなセリちゃん。んじゃ行くぞ」
 白衣に着替えた佐竹は、廊下に立っていたDセリオに呼びかけた。
「──はい」
 佐竹は目的地に向かってずんずん歩く。
 Dセリオはその後をしずしずと歩く。
 突然、佐竹が立ち止まった。
「なあセリちゃん、俺の後を歩くのはよそうぜ」
「──え?」
 意味が分からず聞き返すDセリオ。
「並んで行こう」
「──あ、はい」
 Dセリオは佐竹の横へ移動した。
 しかし、1メートル近い距離をとっている。
(俺って、もしかして嫌われてる?)
「──どうかしましたか?」
「いや、なんでもない・・・」


 目的のラボに着くと、佐竹はDセリオを椅子に座らせ耳のセンサーにケーブルを繋げた。
「セリちゃん、悪いけどしばらく眠っててもらうぞ」
「──はい」
 ぶぅぅぅぅぅぅぅん・・・
 佐竹が手元のスイッチを入れると、彼女は目を閉じて動かなくなった。
「さてと・・・」
 彼はディスプレイに向かい、キーボードを打ち始めた。
 カタカタカタカタ・・・
 広いラボにキータイプの音が響く。
 しばらく画面とにらめっこしていた佐竹だが、ふうと息を吐いた。
「変だなあ・・・"心"はちゃんと作動してるのに・・・」
 彼女はプロトマルチと同じ心を持ったロボット。
 感情表現能力なら、人と同等の物を持っているはずなのだ。
 だが、彼女はほとんど感情という物を表に出さない。
 もしかして感情制御プログラムに異常があるのではないか?
 それを危惧した彼は、彼女を呼び出し頭の中を覗いてみる事にしたのだ。
 彼はできる限り彼女の頭脳を調べまわった。
 だが、とうとう異常らしき物は見つからなかった。

                    ☆★☆

「ん?」
 長瀬が廊下を歩いていると、ある部屋の扉が開け放たれていた。
 佐竹の部屋だ。
 不用心だな・・・
 せめて扉だけでも閉めておくか。
 そう思って部屋の中を覗いてみると、中にはちゃんと佐竹本人がいた。
「何をしているんですか? 扉を開けっぱなしで」
「あ、長瀬さん・・・」
 見ると、佐竹は床に座り込んで基板やらなにやらをいじくっていた。
 その後ろには白い金属製の箱が置いてある。
「自作パソコンですか?」
「いえ・・・」
 首を振る佐竹。
 なんだか元気が無い。
「どうしました? 流石に連日のハードスケジュールはきつかったですか?」
「いや、そうじゃないんですよ・・・俺、体力は有り余ってますから」
「では一体どうしたんですか?」
 佐竹は天井を見上げると、一息つき、
「セリちゃんって・・・俺の事避けてません?」
「避ける?」
「俺にはそう思えるんですよ」
「そうですかねぇ・・・」
「だって一緒に寝てくれないし、風呂に入ってくれないし、おはようやおやすみのキスも
してくれないし・・・」
 それは普通な事では・・・?
 そうは思ったが、とりあえず一通り聞いてみる事にした。
 初めはただの親馬鹿だった佐竹の話も、だんだん深刻な物へと変化していった。
「あいつは優しい奴ですから・・・・・・あいつ、自分のあの物騒な装備の事で悩んでると思う
んですよ」
「それで、開発者である佐竹君を怨んでいると?」
 その答えを予想していたかのように長瀬は切り返した。
「・・・・・・・・・」
 分かってはいたものの、図星を突かれて佐竹は黙り込んだ。
「それは無いと思いますけどね・・・どうです? 一度本人に訊いてみては。それが一番
ですよ」


「──Dマルチさん、私は佐竹さんに嫌われていないでしょうか?」
「──どうしてですか?」
 Dマルチは、折り紙を折りながら本から顔を上げた。
「──佐竹さんは私に良くしてくれます。でも私はそれに答える事ができていません」
 そう言って、Dセリオは頼まれもしないのにくどくどと思い当たる事をくっちゃべはじ
めた。
 Dマルチはそのひとつひとつを迅速に処理し、最良の答えを探す。
 しかし、手は折り紙を折り続けていたりする。
「──正直言って、私には佐竹さんの考えている事は分かりません」
 ひととおり聞いた後、Dマルチは正直に答えた。
「──・・・・・・」
 自分の求めていた答えを得る事ができず、Dセリオはがっくりうなだれた。
「──Dセリオさんは佐竹さんが嫌いなのですか?」
「──そんなこと無いです!」
 明らかに挑発だと分かる質問。
 それにも関わらず思わず折り紙が積まれてるテーブルを叩いてしまい、Dセリオは慌て
てさっと手を引いた。
「──だったら一度佐竹さんと話し合うべきです」
 Dセリオの勢いにも動じず、彼女は冷静に助言した。
「──あの人は私達の親なのですから」


 しかし、ふたりのすれ違いはその後も続く事になる。

                    ☆★☆

 それは、雪の舞う寒い日の事だった。
「──今日こそ言おう、私の本当の気持ちを・・・」
 Dセリオは佐竹を探して研究所中を歩き回っていた。
 しかし、いつもならちょっと歩くだけで会えるのに今日はどこにもいない。
 おかしい・・・
 不信に思った彼女は、長瀬を捕まえて訊いてみた。
 しかし、彼も佐竹の居場所を知らなかった。
 期待はしていなかったが、Dガーネットや佐竹がこの前作っていた箱型警備ロボも知ら
なかった。
 一体どこに・・・
 彼女の中に、言いようの無い不安が沸き起こってくる。
 もしかしたら彼と二度と会えないのではないだろうか?
 そんなのは嫌!
 Dセリオは頭を振ってその思考を振り払った。
 彼女は佐竹の部屋へと走った。


「──佐竹さん!」
「──どうしましたか?」
 佐竹の部屋では、Dマルチが正座をし、筆をおろして墨を磨っていた。
 部屋の中を見回してみたが佐竹の姿は無い。
「──Dマルチさん、佐竹さんを知りませんか?」
 彼女はすがるようにDマルチに訊ねた。
「──私は知りません」
「──そうですか・・・」
 一体どこに行ってしまったのだろうか・・・
 彼の行きそうな所はすでに全て見回った。
 近所のコンビニはもちろん、恥を捨てて男子トイレまで覗いてみた。
「──佐竹さん・・・一体どこに行ってしまったのですか・・・」
 がっくりとうなだれて、彼女は出口へと向かった。
 知らずのうちに涙が溢れてくる。
「──今日こそ・・・今日こそ言おうと思ったのに・・・」
「──待って下さい!」
 その様子を見て、突然Dマルチが呼び止めた。
 目に涙を、頭に?マークを浮かべたまま、ゆっくりとDセリオは振り返った。
「──・・・済みません、私は嘘をついていました」
「──え?」
 Dマルチが嘘!?
 彼女は墨を置くとDセリオに向き直った。
「──佐竹さんは・・・」


「──佐竹さん!!」
「ありゃっ、ばれちまったか・・・」
 佐竹は頬をぽりぽり掻きながら振り返った。
 彼はしばらく困ったような顔をしていたが、意を決したかのようにDセリオの方へ歩い
てきた。
 どさっ
 手に持っていた旅行鞄を足元に下ろす。
「・・・・・・・・・」
「──・・・・・・」
 1メートルぐらいの距離で見詰め合うふたり。
 長い時間の後・・・いや、もしかしたらほんの数秒だったのかもしれないが・・・Dセリオが
佐竹に話しかけた。
「──佐竹さん、どうして・・・」
「前から決めてた事なんだ」
 Dセリオの言葉をさえぎるように、佐竹が口を開く。
「知ってると思うが、俺は流れの技術者なんだ・・・」
「──・・・・・・」
 Dセリオはじっと佐竹の言葉を聞いている。
「はっきり言ってここはいい所だと思う。金も設備もあるし、いい人も多い」
「──ならどうして・・・」
「俺は縛られるのが嫌いなんだ」
 再び黙り込む。
「なんかこう、生理的に駄目なんだよ・・・」
 そう言いながら旅行鞄を手に取った。
「・・・思えば、父親らしい事はほとんどしてやれなかったな」
 佐竹は左手を伸ばすと、そのつややかな髪をゆっくりと撫でた。
 すーっ、すーっ、すーっ・・・
 ゆっくりと、ゆっくりと、飽く事無く撫で続けた。
「──佐竹さん・・・泣いておられるのですか?」
「はは、まさか」
 そう強がってはいても、目に光る涙は誤魔化せなかった。
 すっ
 頭を撫でていた手を離す。
 涙を手で払うと、再び彼女と向かい合った。
「じゃあな、元気でやれよ」
 そう言って、

 ちゅっ

「──!?」
 唇にそっと触れるだけのキス。
「──佐竹・・・さん・・・」
 Dセリオは、自分の唇をそっと撫でた。
 佐竹は彼女の顔を見ないように振り返ると、そのままずんずんと門に向かって歩いて
行った。
 一面白く塗り潰されたキャンパスに、佐竹の背負う青いリュックだけが寂しく映える。
 それもだんだん小さくなっていく。
 そして、佐竹の姿が完全に消えた時・・・

 彼女は意識を失った。


                                  後編へ続く
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次回予告

 セキュリティを司る者、全てを無に帰す破壊の女神
 どちらも、彼女の真の姿

 「私は・・・自分が恐い・・・」